経営者になって40年が経ちました

先週の19日に、おもだった塾生を集めてエクシブ山中湖で食事会をしました。理由は、40年間で初めて自分にボーナスを出したからです!

いつもスタッフにいくら出せるか?ばかり考えてきましたので、自分に出すことなど考えたことがありませんでした。しかしこの2年間の業績があまりに好調なため、また会計士の勧めもあり、自分にボーナスを出したのです。

「もらっていいのか?」という気持ちもありましたが、実際にそう決めたら、なぜか感無量になりました。それは「俺もボーナスがもらえる人になった!出世したなー」、また「よく頑張ったなー、40年間」と、いろいろな気持ちからでした。

しかし気をつけなければならないことは、自分だけ嬉しい状況は、人生もお金も澱ますことになり、その後決していいことは起こりません。一人だけ嬉しいことが起こったら、周りの人と分かち合うことが大切です。そのことによって、この度のボーナスは生かされるのです。

振り返れば、27歳で東京よりここ河口湖に来て起業し、この6月で経営者になって40年が経ちました。本当に「光陰矢の如し」で、「あっ」という間に40年が経ちました。

この間、8つの事業立ち上げと1つの企業再生をやりました。河口湖に来た当初は、何もできない、何も分からない、誰も知らない!だけど、挑戦したい気持ちや熱い気持ちだけで必死に経営をしてまいりました。

経営が40年間も継続できたのは、どの事業においても常に「お客様に喜んでいただきたい」という気持ちがあったからこそだと思います。

人が喜ぶことを一生懸命にやっていると、どうやら神様に愛されるようです。人の能力や実力などは微々たるものです。どんなに頑張っても、一人の力はたかが知れています。

その証拠に、起業して10年経つと97%強の方はいなくなるという統計があります。うまくいく人とそうでない人の差は、この「人が喜ぶこと」を徹底的にやるかどうかに尽きると思います。

そして、それができる人はきっと神様に愛されるのでは?そう信じます。

byご隠居サロン「富士の風」から

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