
私の経験から、安定期を過ぎると必ず難問珍問大問題が起こります。
特に若い時には経験も少ないので、夜眠れない、食事がのどを通らない、あるいは祈らずにはいられない夜が続くなど、辛く不安な日々になります。
しかしその難問珍問大問題は、次のステージに立つための心の強さを養う時期なのです。
だから逃げてはいけないし、諦めてはいけないのです。
歯を食いしばって立ち向かわなければならないのです。
しかしそういう時期には悪魔のささやきがあります。
「もうだめかもしれない」「うまくいかないかもしれない」など、不安や心配する声が心のどこからか湧き上がってきます。
これが悪魔のささやきです。
私は30代の時に、この不安や心配あるいは恐怖といったものを心の金庫に入れ、鍵をかけてしまいました(もちろんイメージの中で)。
あるのは難問珍問大問題に対する対策や対応を考える力です。
そして次第にそのことが多くの知恵を生む力となり、プラス思考型の人間になっていくきっかけになりました。
これまでの人生を振り返ると「右肩階段上がり」になっていることに気づかされます。
一段上がると平安な日々がありますが、しかしまた垂直に切り立った崖が現れ必死に上ります。
この連続だったのです。
しかし50歳を過ぎると若い時と違って経験力がありますので、焦ることなく対処できるようにもなり、また
「平安な日々が続いたが、そろそろかな?」と待ち構えることもできるようになりました。
そして誰しもがその大小はあっても波乱万丈の人生です。
この波乱万丈をいかに楽しく生きるかが人生の決め手のような気がします。
by ご隠居サロン「富士の風」から