感情

もし感情というものがなかったら、人生はとても簡単です。怒ることも不安がることもなく、動物のように食べて子孫を残すことに人生を費やすことになるでしょう。

逆に言えば、感情があるからこそ、歓喜に満ち溢れた人生を送ることができます。

楽しい、嬉しい、あるいは癒される――。逆に、悲しい、寂しい、苦しいなどもまた感情の産物です。

そこで、ある程度感情をコントロールできれば、楽しい人生になるはずです。

それには「プラス思考」です。辛い出来事、悲しい出来事、大変な出来事などが起こったら、想像してPCの変換キーのように、気持ちのボタンを押すのです。そのボタンは、感情を“楽しい”に変換するキーです。

そうすると、負の出来事から解放されて視界が開けてきます。それはまさしくピンチがチャンスに変わる瞬間です。

今では私も、いろいろな負の出来事が起きたらこのようにしています。そうすると、その負の出来事がなぜ起きたのか?――その瞬間だけでなく、その前後(時間的)を考えるようになりました。

物事は、その瞬間だけで判断するのではなく、特にその後の展開を垣間見ることが大切です。

そうすると、すべての出来事は「必要必然なこと」と理解できるようになり、慌てずに対処できるようになります。

そして、それが「人生いつも楽しく」の道を歩むことにつながっていきます。

byご隠居サロン「富士の風」から

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