
子供だからしょうがないね!そうです。
いたずら、過ち、失敗など小さいときには「子供だからしょうがないね」と許される。
それが成人になると「大人が何やってんの!」とこうなる。
社会的責任が出てくるのです。
会社人として、あるいは結婚して子供ができれば家庭人として、責任ある立場になるからです。
そこで我慢辛抱忍耐が必要になり、間違えるとだんだん小さな世界で生きるようになるのです。
しかし歳を重ねて還暦から古希も過ぎると、子育ても終わり、人によっては定年退職を迎え社会的に責任から解放されてきます。
そして子供の時のようにあらゆる面で許されてくるのです(年寄りだからしょうがない!)。
ですから還暦過ぎれば言いたい放題、やりたい放題でいいのです(勝手にそう思って開き直っています)。
ある意味怖いものなしです。私は現役の経営者ですから、まだまだ色々と責任がありますが、今やそういった心境です。我慢しない、辛抱しない、ましてや忍耐など必要ない!言いたいことはずばりと言い、やりたいことはやります。
ある意味自由度が広がった、あるいは高くなったといえます。ですから歳を重ねるのもいいものです。
しかしここに落とし穴があります。経営者は常に自分で線路を作りそこを走ってきます。
しかしサラリーマンは作られた線路を走っていますので、定年退職すると道に迷うようです。線路がないのにどうして走ったらよいかわからず、人によっては朝からお酒に手を出してしまう!自由度が広がっても迷ってしまっては元も子もないですね、定年前にしっかりとした人生設計を立てておきましょう。